真空管 RCA 800

手持ちの真空管 RCA 800です。音声増幅用途としてはプレート電圧1250VでのB級での動作例が特性表に記載されています。また宍戸さんのイントラ反転アンプで低電圧-高電流動作(A2級)での使用例があります。いつかはこの真空管を使用してパワーアンプを組みたいと考えています。
写真を御覧下さい。ガラスは非常に透明度が高く、まるで美術品の様です。世界地図の描かれた箱も非常に魅力的です。

イントラ反転A2級シングルアンプでのRCA800の動作例としてはプレート電圧345V,プレート電流95mA,グリッド電圧+28Vで出力10Wという製作例が発表されています。A1級での製作例はどこでも見たことがありません。特性表を見る限りではEp-Ek=750V, Ip=30mA, Eg=-30V,プレート損失22.5Wあたりを動作基準点として負荷抵抗10kΩとした場合にシングルで出力(W)=Ip(mA)×Ip(mA)×RL(kΩ)/2000=30×30×10/2000=4.5W程度が見込めそうです。どなたかこの動作点近辺でRCA800のA1級シングルパワーアンプを組んだ方はいらっしゃいませんか?
どんなアンプを作ろうかと妄想している段階が一番楽しいひと時です。

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