シルク・カーペット(ペルシャ?)

オーディオ・ルームに敷いている約1.8m.×2.7mサイズのカーペットです。素材はシルクで手織りであることは間違いありません。シルクのカーペットは非常に奥深いもののようで持ち主本人がこのカーペットが一体どのようなものかわかっていません。製作された国(地方)や工房についてできれば知りたいと考えています。
今回この記事を機会にして少しカーペットの勉強をしてみたいと思います。
このカーペットの材質はシルクですがペルシャ絨毯にはウールとシルクがありどちらが高級というものではないそうです。手織りのカーペットは1日に数mmしか織り進めることができないため価格の大部分は人件費だということで素材の違いより手の込み具合や織り目の細かさで決まるようです。
図柄をみると中心部にメダリオンがあります。

メダリオンを囲む枠の四隅には同じ模様が配置されており、このようなデザインをメダリオン・コーナーと呼ぶそうです。

絨毯にはアラビア特有の模様がいろいろと配置されています。

絨毯を裏側から見ると織り目が観察できます。手織りの場合、表面と同じ模様が裏側にも出てきます。織りの細かさが品質基準となっているそうです。私の絨毯の場合、織り目については縦目、横目とも1cmに7本強の数があり、1平方メートル当たり50万個の結び目(knot)が有ることになります。

光の当たる方向と見る方向で色合いが変化します。

はたしてこの絨毯はペルシャなのかそれ以外のカシミアやトルコ製なのかプロならば判るのでしょうがちょっと調べただけではなんとも言えません。

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