フィールド型フルレンジユニット2号機の設計・製作

このblogにて昨年夏から本年の4月までフィールド型フルレンジユニットの設計・製作を記事にしてきました。
その記事中にも述べていますがこのユニットは、磁気回路があまり強力ではなくギャップ部分の推定磁束密度は7,000ガウス台後半となっていて出力音圧レベルも90dB/W/mいっていないのではないかと推察されます。また高域の落ちが若干早めに出てしまうためプリアンプにトーンコントロールを追加したりしています。このユニットを設計した時点では、磁気回路の計算も行ったわけではなく、後から文献を調べて本機の磁気ギャップの磁束密度を計算した結果が上記の7,000ガウス台後半となったわけです。
そこでこのユニットが完成した後に憶えた磁気回路の設計方法を駆使して新たにフィールド型フルレンジユニット2号機を設計・製作することにしました。5月頃に設計を開始し、11月23日に製作完了しました。
BOXは1号機で作った箱そのものを流用しています。
次回から数回に分けて2号機の設計変更点(特に磁気回路)について記事にしていきたいと思います。

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