レコードプレーヤーの製作 コンセプト変更(2016/05/03)

昨年後半よりレコードプレーヤーの製作を行ってまいりましたが、ターンテーブルスピンドルのガタツキがなかなか解消できず停滞状況にありました。
今回、某オークションにてセンタースピンドルと軸受けがついたプラッターを競り落としましたのでこれを使った設定に変更したいと思います。
競り落としたのはTEAC(TEIC)のマグネフロート用のプラッターと軸受けのSETです。

ターンテーブル・プラッターの重量は2.4kgあります。
プラッター裏面中央と軸受け側にそれぞれリングマグネットが貼り付けてあり、スピンドルシャフトを軸受けに差し込むとリングマグネットが反発しあってプラッターの実効重量を軽減させ軸受けの負担を軽くする構造です。
シャフトを差し込んだSETをさかさまにすると軸受け側は軽いため完全に浮き上がっているのが確認できます。

センターシャフトはφ15mmで先端は円錐形状となっています。またシャフト中央部には潤滑油の逃げ用と思われるくぼみがあります。軸受け側のサイドはメタルになっています。

軸受けの底部は真鍮のナットに円錐部を保持する鋼鈑が貼り付けてあります。このナットの押しこみ量を加減してシャフトの円錐先端が鋼鈑に触れるときマグネットの隙間が最小になるように調整します。

このプラッターはベルトかけのポジションがφ250mmの位置にありますので、ここにベルトをかける様に減速機構の設計も改める必要があります。
以下は次回以降に掲載します。

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