トーンアーム3Dモデリング データ修正

製作中のレコードプレーヤーに搭載する予定のアームを設計の続編です。
前回からの変更点
ナイフエッジ部分のディメンジョンをSME3012と同じにしました。
全体像の3Dレンダリングをご覧ください。

ちょうど手元にSME3009S2の不動品アームパーツがありましたので、将来自分の手持ちの3012Rのナイフエッジチューニングの準備にとナイフエッジ部分の採寸と3Dモデリングを行いました。
3009S2のナイフエッジは材質は不明ですが、3012Rとは違って金属でできています。

新設計のナイフエッジ部分です。

以前の設計ではナイフエッジ刃のサイズは小さめにしていたため今回の変更にて刃渡りは約1.5倍となっています。3009S2はメインパイプはジョイントはあるもののナイフエッジの後部まで一体化されています。今回の設計ではナイフエッジ部分の前後でパイプを分離するデザインにしています。
次の写真はナイフエッジとアームパイプを接続する部分を裏(下)から見たもので

ナイフエッジの前後でアームパイプを分断し、ホルダーに差込んで固定できるようになっています。左右方向に向いた穴はラテラルバランサー取付けのための長ボルトを固定するためのものです。
ナイフエッジの下部受けです。

ナイフエッジ側がSMEと同寸になっていますので受け側も同寸となっています。
ナイフエッジカバー(上部)です。

SMEと同様にインサイドフォースキャンセラーの錘釣り用のバーを出しています。また本機はダイナミックバランス仕様になっていますので針圧調整用のスプリングコイルの上側の押さえをつけています。(反対側はナイフエッジ兼アームパイプホルダーの前側に設置しています)
パイプはチタン、ナイフエッジ部分は真鍮、ナイフエッジの受け部分(下側)とカバー(上側)の材質は未定ですが、真鍮にクロームメッキがいいのではないかと考えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました