自作フィールド型フルレンジユニット 1号機の改造(番外編)

今回の2号機の改造と並行して1号機の改造も行っていました。

(改造前の1号ユニット=ダブルコーンになっています)
改造の内容は円錐台型の発泡スチロールを振動版とした平面ユニット化です。
1号機も2号機と同じく直径24cmのフルレンジですが、ボイスコイル径はφ28と若干小さめです。
このコーン振動版を直径約14cmあたりでカットし、そこに円錐台型の振動版を貼り付ける構想です(ダブルコーンは撤去します)。発泡スチロール振動版は2個送料込みで4,000円程度でした。
元々あったコーン紙と発泡スチロールの貼り付けは水で薄めた木工用ボンドで行いました。

平面となった正面には和紙を貼って発泡スチロールの見た目の悪さの修正と癖があるといわれている音色の調整をおこなう計画です。
使用した和紙は 出雲 民芸紙 楮雲竜というもので送料込み2,300円でした。
この和紙も薄めた木工ボンドで貼り付けました。

また2号機の改造と同じくエッジを製作し低音の増強も目論見ました。

(製作途中のエッジ)
このエッジは黒色画用紙に靴補修用のクリームを塗って乾燥させたものです。

エッジは樽BOXのバッフル部にボルトで固定しました。
この状態で試運転しました。音色的には悪くないものでしたが、ビビり音が発生したためせっかく作ったエッジを引きはがして原因の調査を行いました。ダンパーに問題があると考えてダンパーを作り直しましたが、結局問題は解決しませんでした。
同時に進めていた2号機の仕上げを優先するため、現時点ではエッジレスに戻して不稼働の状態になっています。いずれ再チャレンジしたいと考えています。

エッジをはがした後も残ってしまい少し痛ましい感じです。

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