受動部品他

モノ・パワー・アンプ2台分の改造用受動部品です。

全部品

400V B電源用平滑回路(初段、ドライバー段)

1100V B電源用平滑回路(出力段)

出力段用回路(カソードバイパス、プレート側パスコン他)

初段、ドライバー段用回路

電源投入遅延回路(ヒーター、+B電源用)


手持ちアンプの信号回路から電解コンデンサを一掃しようと考えています。
信号回路に必要な20μF以上のコンデンサに電解コンデンサを使用していましたので全てフィルムコンデンサに交換します。結果、電解コンデンサは真空管のヒーター回路のみとなります。
20μF以上のコンデンサはどれも非常に大きいためシャシ内のレイアウトには苦労します。
丸いコンデンサはCornell Dubilier社のもので耐圧1400V-DCの70μFでΦ84.5もありますが幸い高さが端子も入れて90mmなのでシャシ内に設置することが可能です。
その他の四角いコンデンサはすべてKEMET社のもので22μFから55μF(DC耐圧は650V,800V,1500Vといったところを使い分けしています)。
これらのフィルム・コンデンサはすべて近頃のハイブリッド車や電気自動車の電源。パワー回路に使うためのものでKEMET社のものはAEC-Q200規格適合となっています。
車両用に開発されたものなので耐久性能は信頼できそうですが、音響用としては未知数です。
取付BKTの制作が完了し、部品もBKTに取付済みとなっており後は置きかえです。
1100Vもの高圧を取り扱うので細心の注意が必要です。

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