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600Ω定インピーダンス型LCRイコライザユニットの設計・製作⑥

LCRイコライザの信号分岐。もともと私が所有しているイコライザアンプは600Ω回路にRIAAのLCRイコライザを入れたものですが、多カーブ対応の本機のコンセプトは増幅回路を持たせず、イコライジング機能に特化したものを想定していたためイコライ...
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600Ω定インピーダンス型LCRイコライザユニットの設計・製作⑤

今回はインダクターの製作について記事にします。インダクタのコアについてはTDK製フェライトコアPC40-EI60-Zを選定したことは以前の記事で述べています。実験的に2個購入して、必要な巻き数のあたりを付けるところから始めて、目途がついたの...
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600Ω定インピーダンス型LCRイコライザユニットの設計・製作④

今日の記事は今回設計・製作を行うEQユニットに必要な各種カーブを構成するLCR値の算出について書いていきたいと考えていますが、まずそれに先立って必要なカーブについておさらいをしたいと思います。①RIAA, ②FFRR, ③Old RCA, ...
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600Ω定インピーダンス型LCRイコライザユニットの設計・製作③

AESにはLOW LIMITはない!?以前に掲載したイコライザ回路の低域側においてターンオーバー周波数とLOW LIMIT周波数の比をKと置いて回路の解析をしています。RIAAの場合、ターンオーバー周波数500HzとLOW LIMIT周波数...
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600Ω定インピーダンス型LCRイコライザユニットの設計・製作②

今回はLCRイコライザで使用する可変インダクターについて考察したいと思います。低域(ターンオーバー側)と高域(ロールオフ側)必要なインダクターのレンジは低域は数百mHから数Hあたり、高域側はおおむね100mH以下のレンジが必要になります。イ...
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600Ω定インピーダンス型LCRイコライザユニットの設計・製作①

新規のイコライザーユニット製作にあたり、まずはコンセプト決めから行いたいと思います。①本機はイコライザーアンプではなく、600Ω定インピーダンス回路に挿入するLCR外部イコライザーユニットとする。②搭載カーブはRIAA,AES,COLUMB...
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次のプロジェクト

年に一回程度、持病が発生します。本業の仕事はさておいて家で過ごす時間の中で定期的に何かに熱中していないと時間を持て余すというか、退屈というか そのような状態になってしまいます。60歳を超えて給料もかなり下がってしまい昔のようにやりたいことに...
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ブリッジT型定インピーダンス 超ド級トーンコントローラ回路

予告通り、この回路はこのタイプのトーンコントロールの最終形態です。はっきり言って非実用的です。低域増強8レベル、低域減衰8レベル、高域上昇8レベル、高域減衰8レベルで±15dBの調整範囲を持っています。また各レベルに対して1組の独立したLC...
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ブリッジT型定インピーダンスLCフィルタの考察(番外編)

最近、LCR型のRIAAイコライザや その考えから発展させた低域ブースター、トーンコントロール回路について記事を書いています。これらは全てブリッジT型定インピーダンスLCフィルタです。全周波数帯域で入力インピーダンス一定、出力インピーダンス...
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リベンジ LCRトーン・コントローラ ハイブースト回路の証明

1. はじめにLCR型のトーン・コントロール回路を実現するハイブースト部のLCR値を決定する方法について、やっと理論的に説明をつけることができました。LCR型トーン・コントロールの低域上昇と高域低下回路はLCRイコライザー回路でのターンオー...